不眠症の症状について

最近一般的にもよく知られるようになった不眠症ですが、その症状とは具体的にどのようなものなのでしょうか。いくつかありますので、それぞれ説明してみたいと思います。

まず入眠障害という症状についてですが、これは寝ようと思い横になっても、なかなか寝付けないことを言います。不眠症・睡眠障害と聞いてまず思い浮かぶものがこの症状なのではないでしょうか。具体的な定義としては、寝付くまでに30分~1時間以上かかる場合とされています。不眠症の中でも一番多い症状と言われており、当てはまる場合には注意が必要でしょう。体が疲れているのにもかかわらず30分~1時間以上横になっていても眠れないという方は診察を受けてみたほうが良いかもしれません。

次に、中途覚醒という症状についてです。これは朝起きる時間までに何度も目が覚めてしまったり、目が覚めた後また寝付くのに時間がかかってしまうという症状で、主に中高年によくみられるようです。この症状は、一度覚醒してしまうと寝付くまでに時間がかかり睡眠時間が十分に取れない原因となるため、翌日の日中に眠気に襲われて集中力の低下を招くことにもなります。

そして、中途覚醒と少し似た症状ですが早朝覚醒という症状もあります。そのままの意味ですが、起床の予定時間よりも朝早くに目覚めてしまい、そのまま再度眠ることができなくなってしまったり、時間が経ってから眠ってしまうため起床時間の予定に支障が出る場合もあります。体内時計の周期の変化からくるものなので高齢者に多いといわれる症状ですが、若い方でこの症状が出るという場合は精神的な負担が関係している場合が多いので、まずそちらから改善する必要があるようです。

最後に熟眠障害という症状ですが、これは睡眠時間は十分足りているにもかかわらず、眠りが浅いために疲れが取れた気がしなかったりよく眠った感じがしないといったものです。環境の変化等でも起こるようなので当てはまる方は身の回りを見直してみましょう。

一口に不眠症といっても症状が分かれており、今まで自分が不眠症であると気づかなかった方も、睡眠について悩みがある・症状に当てはまるという場合は一度診察を受けてみることをおすすめします。